【日本が世界に誇るアニメ株!テクニカルアナリストが解説してみた!】

株式情報 投資戦略 日本株 2023.10.08

江口 裕臣 江口 裕臣

世界が注目する「アニメ株」とは?

アニメ産業が日本株市場にもたらす影響

 

今回は、日本が誇る「アニメ株」に焦点を当て、アニメと株式市場の関係性について詳しく探ります。

 

日本のアニメは、エンターテインメント産業の大きな一翼を担い、その恩恵は株式投資にも多大な影響を与えています。

アニメ株と侮るなかれ!

 

動画配信サービスの台頭で日本アニメの配信網は今や世界各国にまで広がっており、その人気はとどまることを知りません。

今回はそんなアニメ株の魅力について、解説していきます。

 

アニメ産業の世界進出

日本アニメがグローバル市場で輝く理由

 

アニメ産業は世界中で急成長しており、その中でも一際輝いているのが日本のアニメです。2022年には「アニメフェスティバルアジア2022」、2023年には「アニメ Expo 2023」といったイベントが開催されており、動員数も過去最高の水準。

世界中から多くのアニメファンが集まり、日本のアニメ人気は拡大し続けています。

 

アニメ産業の海外進出により、関連企業の業績にも大きな影響を及ぼし、日本の「アニメ株」は海外の投資家からも注目されています。

今年8月に総務省は、「放送コンテンツの海外展開に関する状況分析」を発表しており、放送コンテンツの海外輸出額は前年度比14.8%増の655億5,900万円。

 

ジャンル別で見ると、アニメーション分野が前年度比14.3%増の567億2,100万円となっており、全体の約85%を占めていることから、海外のアニメ需要の高さを暗示しています。

 

日本アニメの魅力は、その多様性にあります。

異なる年齢層や国の視聴者を魅了するアニメ作品が多く、これによりグローバル市場での需要が高まっています。

 

海外では、基本的には子供向けの放送がメインのため、全年齢対象の作品に触れる機会がなかったことから、道外配信サービスの多様化によって、海外での需要が爆発的に拡大しています。

 

また、アニメ産業はテレビ放送だけでなく、動画配信、映画、ゲーム、グッズ化など、多岐にわたる展開が行われており、新たなビジネスチャンスが、日本のアニメ株の成長を促進させる起爆剤になっていることから、関連株への投資妙味が高まっています。

 

なぜ「アニメ株」が投資対象として注目されるのか

アニメ関連株の魅力と将来性

 

日本のアニメ関連株が投資対象として注目される理由について詳しく見ていきましょう。

ハリウッドで映画を作ることに比べて、日本はアニメ制作費が比較的低いため、収益性の高い作品を生み出すことが可能です。

 

さらに、海外のアニメ市場は動画配信サービスの多様化で急速に拡大しており、日本のアニメ企業は成長余地を秘めています。

これに加え、日本株市場は円安が急速に進行しており、インフレに転換していることから、株高となりやすく、海外投資家から見れば、魅力的な投資先に見えます。

 

また、アニメ産業は大手スタジオの競争が激しい分野でもあります。

しかし、日本のアニメスタジオは独自性とクオリティにおいて世界でも屈指の評価を受けており、これがアニメ関連株の魅力に違いをもたらしています。

 

株式市場ではゲームやアニメ関連株のETF(上場投資信託)も株式市場に登場しており、AI市場の拡大と相まって、このセクターの成長は今後も拡大していくと見ています。

ニッチな産業であることから、競合他社の多いセクターでわざわざ勝負する必要はありません。

 

日本が世界に誇る唯一無二のストロングポイントを最大限に活かすことが、株式投資においてはこれ以上にないアドバンテージです。

アニメ=ヲタク文化と侮っていると大きなチャンスを見落とすことになるかもしれません。

 

まとめ

 

 

今アニメ関連株が、その多様性と将来性から注目されていることがご理解頂けたでしょうか?

日本が誇るアニメ産業は、今や世界中で愛され、海外進出という大きな転機にいます。

 

今の株式市場で日本株は安定性が高く、インフレ転換に加え、まだまだ金利は低水準です。

海外の投資家から見れば、日本株に熱視線が送られる中、新たな投資対象としてアニメ関連株が脚光を浴びやすいタイミング。

 

日本固有のカルチャーが世界で認知されたことで、爆発的な成長が期待視されるセクター。

日本のアニメ株が皆さんの投資人生を大きく変えるかもしれませんね。

 

もっと詳しく知りたい!と思った方は、YouTubeでも解説していますので、見て頂ければ幸いです。

 

 

株式情報 投資戦略 日本株 2023.10.08

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江口 裕臣

この記事を書いた人

江口 裕臣

日本投資機構株式会社 アナリスト
日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
日本投資機構株式会社 アナリスト
テクニカルアナリスト(CMTA®)

著名な元機関投資家や経験豊富なアナリスト・ファンドマネージャーより培った知識と経験を基に、数多くの市場動向の予測や個別銘柄の動向をピンポイントで分析。銘柄の推奨実績において社内の月間最高勝率記録を持つテクニカルアナリスト。

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