東京海上<8766>高値更新も下落し方向感なく推移中…決算発表で株価どうなる?

株式情報 投資戦略 相場展望 日本株 2023.08.11

高橋 佑輔 高橋 佑輔

8/7に第1四半期決算発表を迎えた東京海上ホールディングス<8766>。3月末から上昇してきた同社株価は、6/19に3,421円で年初来高値を更新しました。

 

しかしその後は調整に入り、一段下げたところで横這いでの推移が続いています。まだ再上昇を狙える位置ではありますが、方向感が乏しく、今後の動向がつかにみくい状況にも見受けられます。

 

そのような中、 決算発表を迎えた同社ですが、ここからどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

東京海上ホールディングス<8766>の第1四半期決算前後の株価動向は?

同社の株価は、決算を挟んだ1ヶ月間(7月下旬~8月中旬)で、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

 


※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

 

2002年から2022年の株価の推移を見ると、上昇傾向が9回、下落傾向が12回見られます。この数字を見る限り、やや下落傾向があると読み取れるでしょう。

 

変動幅を見ると、10%以上の変動は、ほぼ10%も含めると上下合わせて6回見られます。そのうち4回は下落時に発生しています。また、上昇時には15%の上昇も見られます。

 

対して、5%以内の変動は上下合わせて10回見られます。なお、下落時は5~10%以内の変動が3回見られます。これをふまえると、下落時は全体として5%以上の中程度の変動や10%以上の下落の可能性が高いと読み取れます。

 

これらを考慮すると同社の株価は、この時期に全体として、やや下落傾向があるうえ、もし下落した場合は5%以上もしくは10%以上の下落になる可能性が高いでしょう。

 

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

東京海上ホールディングス<8766>の目標株価は?

 

データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

 

【目標株価】
上値目安:3,398円
下値目安:3,021円

※7/24終値3,217円を基準に計算

 

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約5.6%、下落幅は約6.0%と考えられます。よって、上値は「3,398円」、下値は「3,021円」が目標株価と考えられるでしょう。

 

上値の目安に到達した場合は、6/19につけた年初来高値3,421円には届きませんが、高値更新後の軟調な推移からやや上向くことになります。

 

しかし、それほど大きな上昇にはならないこともあり、引き続き25日移動平均線に沿った値動きが続くと考えられるでしょう。

 

反対に、下値の目安に到達した場合は、現在の株価の下位にある75日移動平均線を下抜けします。

 

そうなると、上位にある25日移動平均線が角度をもって下向き始め、短期的な下落トレンドに突入する可能性があるでしょう。

 

直近も徐々に接近してきていますが、25日移動平均線が、その下位にある75日移動平均線にさらに接近してきた場合には注意が必要となるでしょう。

 

このように同社は、例年の傾向でも下落傾向がややあることもあり、今年も上値が重たい展開が続くと考えられます。

 

上昇しても、そのまま上昇が続く可能性は低く、下落すると、下落トレンドに突入する可能性があるなど、とても難しい状況が続くと考えられます。

 

特に例年の傾向では下落時は、この目標株価の下値目安よりもさらに下落する可能性もあります。そういったことを考慮すると、この時期はあまり積極的に動くことなく、様子見するのが良いかもしれません。

 

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

 

※本記事は2023/8/8時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

株式情報 投資戦略 相場展望 日本株 2023.08.11

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この記事を書いた人

高橋 佑輔

auカブコム証券「副助言者」としてアナリストに銘柄選定や売買タイミング情報を提供する現役トレーダー

 

トレード歴12年以上の現役トレーダー。トレーダーとして2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。単年で負ける年もあったものの12年間以上、安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。

 

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auカブコム証券の副助言者としては、同社が提供するロボットアドバイザーサービス「信用ロボアド」に対して、利益を狙えるタイミングで、銘柄選定と売買のタイミングを見極める戦略(ロジック)を開発し、投資助言情報を提供している。

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