暴落時に買いたい日本株10選|高配当・割安株の選び方【2026年最新】

日本投資機構 編集部

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暴落時に買いたい日本株10選|高配当・割安株の選び方【2026年最新】

株価の暴落は、多くの投資家にとって不安な出来事です。ただ、見方を変えれば話は違ってきます。普段は高くて手が出ない優良企業を、割安な値段で仕込める数少ないチャンスでもあるからです。

市場全体がパニックに沈んでいるとき、冷静に動けるかどうか。ここが、資産を伸ばせる人とそうでない人の分かれ目になります。

この記事では、暴落時に狙うべき日本株の選び方から、投資顧問として運営してきた経験をもとに選んだ10銘柄、そして「落ちるナイフ」を掴まないための鉄則までを、具体的に解説します。

目次

株価暴落は資産を増やす絶好の機会|優良株を安く仕込むチャンス

株価暴落は資産を増やす絶好の機会|優良株を安く仕込むチャンス

株価の暴落は、いわば市場全体のバーゲンセールです。企業の業績や本質的な価値は変わっていないのに、市場心理の悪化だけで株価がまとめて叩き売られる。これが暴落の正体です。

だからこそ、普段は高値で買いにくい優良企業も、この時期には本来の価値よりずっと安い値段で拾える可能性があります。多くの人が恐怖で狼狽売りに走るなか、淡々と割安な資産を仕込む。地味に見えて、これが将来の大きなリターンにつながる合理的な戦略です。

暴落時に狙うべき日本株の選び方|押さえるべき3つの着眼点

暴落時に狙うべき日本株の選び方|押さえるべき3つの着眼点

暴落中に「ただ安いから」で銘柄を選ぶのは危険です。暴落から力強く戻ってくる銘柄と、そのまま沈んでいく銘柄を分けるには、はっきりした基準がいります。ここでは、暴落時だからこそ効く3つの着眼点を挙げます。

財務が健全で「倒産しにくい」会社を選ぶ

暴落時にまず見たいのは、企業の財務体力です。自己資本比率(総資産に占める自己資本の割合)が高く、借金が少ない会社は、不況や業績悪化の局面でも資金繰りに詰まりにくく、倒産リスクが低い。

目安は業種によりますが、一般に自己資本比率が40%を超えていれば財務に余裕があり、50%を超えれば優良とされます。ただし、銀行のように事業構造上この比率が低くなる業種もあるので、数字は同業種のなかで比べるのがコツです。不況を生き延びる体力のある会社ほど、市場が戻ったときに再び成長軌道へ返り咲きます。

株価下落で利回りが上がる「高配当・累進配当」に注目する

株価の下落は、配当利回り(株価に対する年間配当の割合)が上がる場面でもあります。配当額が変わらなければ、株価が下がるほど利回りは高くなる。単純ですが、これが暴落時に高配当株を仕込む妙味です。

なかでも狙いたいのは、業績が悪化しても減配せず、配当を維持・増配し続ける「累進配当」や「連続増配」を掲げる企業です。近年は株高で市場全体の利回りが下がり、以前なら当たり前だった4%超の利回りは貴重になりました。だからこそ、暴落で利回りが3〜4%台まで跳ね上がってきたタイミングは、インカム狙いの投資家にとって見逃せない買い場になります。

景気に強い「ディフェンシブ銘柄」を組み入れる

ディフェンシブ銘柄とは、景気の波に業績が左右されにくい会社の株です。食品、医薬品、通信、電力・ガスといった、生活に欠かせないサービスを担うセクターが代表格になります。

不況でも需要が落ちにくいぶん、株価の下落率も比較的小さく済みます。暴落局面でポートフォリオ全体の値動きを和らげてくれる、いわば「重し」の役割。相場が荒れているときの精神的な支えとしても、持っておく価値があります。

【2026年最新】暴落時に仕込みたい!プロが選ぶ日本株銘柄10選

【2026年最新】暴落時に仕込みたい!プロが選ぶ日本株銘柄10選

ここからは、上で挙げた選び方を踏まえ、暴落時に仕込みたい具体的な日本株を10銘柄紹介します。「長期保有で配当を狙う高配当・安定株」「市場回復時の値上がり益を狙う大型優良株」「解散価値を下回る割安なお宝候補株」の3カテゴリーに分けました。

なお、以下は特定銘柄の購入を推奨するものではなく、情報提供を目的としたものです。株価指標は執筆時点の水準であり、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

【高配当・安定収益】長期保有でインカムゲインを狙う5銘柄

長期の資産形成なら、安定した配当を積み上げられる銘柄が主役になります。総合商社・メガバンク・通信・リースといった、収益基盤の厚いセクターから5社を選びました。

銘柄(証券コード)事業・セクター暴落時の注目ポイント
三菱商事(8058)総合商社減配を避ける累進配当を掲げ、株価が下がるほど利回りの妙味が増す
三井住友フィナンシャルグループ(8316)メガバンク2026年3月期は過去最高益。安定した収益基盤で株主還元にも積極的
NTT(9432)通信景気に左右されにくく、株価は数百円台。少額でも仕込みやすい
KDDI(9433)通信20年を超える連続増配。景気後退期に強い「守り」の一本
三菱HCキャピタル(8593)リース・総合金融27期連続増配。リーマンもコロナも減配せずに通過した実績

【大型優良株】市場回復時のリバウンドが期待できる3銘柄

相場が反発する局面では、日経平均への影響力が大きい大型株が全体を引っ張ります。信頼が戻る過程でまず買われやすい、日本を代表する3社です。

銘柄(証券コード)事業・セクター暴落時の注目ポイント
トヨタ自動車(7203)自動車世界的な販売網とブランド力。景気回復時の業績の戻りが早い
ソニーグループ(6758)電機・エンタメゲーム・音楽・映画・半導体の多角化で、特定事業の不振を補える
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)メガバンク国内最大の総合金融。金利上昇が国内の利ざや改善に直結

【割安・PBR1倍割れ】株価が底値圏のお宝候補2銘柄

PBR(株価純資産倍率)が1倍を割れている銘柄は、株価が会社の解散価値を下回った状態を示します。割安さを測るわかりやすい目安です。次の2社は、大型株でありながらPBRが0.5倍前後まで沈んでいます。

銘柄(証券コード)事業・セクター暴落時の注目ポイント
日本製鉄(5401)鉄鋼PBR約0.5倍・予想利回り約4%。1:5の株式分割で買いやすく、2030年に向けた収益力強化の中期計画も進行中
本田技研工業(7267)自動車PBR0.5倍前後で解散価値割れ。景気敏感で売られやすい反面、株主還元強化で見直し買いが入りやすい

「落ちるナイフ」は掴むな|暴落時に失敗しない3つの鉄則

「落ちるナイフ」は掴むな|暴落時に失敗しない3つの鉄則

暴落時に割安株を買うのは有効ですが、やり方を間違えれば大きな損失につながります。どこまで下がるか分からない相場で焦って買うのは、まさに「落ちるナイフを掴む」行為です。ここでは、その失敗を避けるための3つの鉄則を挙げます。

一度に全力買いしない|「時間分散」で買い下がる

株価の底をピタリと当てるのは、誰にもできません。だから、暴落したからと一度に全額を突っ込む「全力買い」は避けましょう。

代わりに、買うタイミングを複数回に分ける「時間分散」を徹底します。たとえば資金を3回に分け、株価が一定水準下がるたびに少しずつ買い増していく。こうすれば、さらに下げても平均取得単価を下げられ、高値掴みのダメージを抑えられます。

底打ちサインをどう見るか|移動平均線乖離率とRSI

感情ではなくデータで動くために、テクニカル指標を確認します。株価が移動平均線からどれだけ離れているかを示す「移動平均線乖離率」が、過去の暴落時と同じくらいのマイナス水準まで開いているかは、ひとつの目安です。

もうひとつが、買われすぎ・売られすぎを示す「RSI(相対力指数)」。一般に30%を下回ると売られすぎと判断されます。こうした指標が底値圏を示し、下落が止まったことを確認してから動くのが賢明です。

損切りルールを先に決めておく

どれだけ慎重に選んでも、想定を超えて下がり続ける可能性は消えません。だからこそ、買う前に「ここまで下がったら売る」という損切りルールを決めておくことです。

「買値から10%下がったら損切り」といった基準を先に用意しておけば、いざというとき感情に流されず、機械的に損失を確定できます。大きな損を出さないこと。これが、長く相場で生き残るための何よりの土台です。

暴落時の日本株投資に関するよくある質問

暴落時の日本株投資に関するよくある質問

株価が暴落したとき、どのくらいの安さで買うのが目安ですか?

明確な正解はありませんが、25日移動平均線からの乖離率が-10%以上、PER(株価収益率)が10倍以下、PBR(株価純資産倍率)が1倍割れ、あたりが目安になります。ひとつの指標だけで飛びつかず、財務状況も含めて総合的に判断してください。

「高配当の罠」を避けるには、どこを見ればいいですか?

利回りの高さだけで飛びつくのは危険です。株価が業績悪化で急落した結果、見かけ上だけ利回りが跳ね上がっているケースがあるからです。こうした銘柄は、次の決算で減配・無配に転じ、株価と配当の両方を失いかねません。

チェックすべきは3点。配当性向が100%を超えていないか(利益以上に配当を払っていないか)、記念配当など一時的な上乗せで利回りが膨らんでいないか、そして過去に減配せず配当を維持してきた実績があるか。累進配当やDOE(株主資本配当率)を掲げる企業は、この点で安心感があります。

資金が少なくても、暴落時に日本株へ投資できますか?

できます。ミニ株(単元未満株)を使えば、通常100株単位の日本株を1株から数千円程度で買えます。あるいは新NISAの成長投資枠を活用し、投資信託を通じて間接的に仕込む手もあります。成長投資枠なら高配当株を非課税で保有でき、暴落で下がった局面での買い増しとも相性がいい。少額でも、始めない理由はありません。

まとめ:暴落をチャンスに変え、優良な日本株を賢く仕込もう

株式市場の暴落は、多くの人にとって恐怖の対象です。でも、正しい知識と準備があれば、資産を伸ばすチャンスに変わります。

大事なのは、パニックに飲まれないこと。財務の健全性、配当政策、景気への耐性という本質的な価値に目を向けて銘柄を選ぶことです。そして、時間分散と損切りルールでリスクを管理する。この2つを守れれば、不確実な相場でも冷静に立ち回れます。

とはいえ、暴落のさなかに10銘柄の財務やテクニカルを一人で追い続けるのは、簡単ではありません。「どの銘柄を、どのタイミングで」に迷ったときは、プロの手を借りるのも一つの方法です。本記事の視点を土台に、あなたなりの一手を準備しておきましょう。

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nari

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INVEST LEADERSを運営する顧問投資会社「日本投資機構株式会社」の代表取締役を含めたスタッフ及びサポートアナリストの記事を掲載しています。株式投資や金融に纏わる話題は勿論のこと、読者の暮らしや生活を豊かにするトピックスや情報を共有していきます。

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