【2025年】大化け期待の注目銘柄をご紹介!見つけ方や注意点も解説

株式投資をする人にとって、株価が大きく伸びる銘柄を狙うことは醍醐味のひとつです。
購入した株が短期間で数倍~10倍以上に上昇すれば、少額の資金でも大きな利益を得られる可能性があります。
ただどうやって見つけたらいいのか、投資する上でどのようなリスクや注意点があるのかまではご存じない方も多いかもしれません。
そこで今回は大化け株の特徴や見つけ方解説し、過去の事例や2025年に注目すべき大化け銘柄候補も紹介します。

目次

大化け株とは株価が数倍~10倍以上に成長した銘柄のこと

大化け株とは購入時の価格から、株価が数倍から10倍以上に成長した銘柄のことです。

大化け株と一言で言っても成長の仕方は様々。時流に乗って短期間で一気に急騰する銘柄もあれば、業績拡大とともに数年かけてじっくりと成長していく銘柄もあります。

大化け株とテンバガー(10倍株)の違い

大化け株とテンバガー(10倍株)はほぼ同じ意味の言葉でしが、実は少し違います。
大化け株は購入時の価格から株価が急上昇した銘柄全般を指しますが、テンバガーは株価が10倍以上に上がった銘柄を指します。
つまり全てのテンバガーは大化け株と言えますが、すべての大化け株がテンバガーになるわけではないと言うことです。

過去に大化けを達成した銘柄を紹介

連日報道されるニュースを受けて急騰したセキュア(4264

2023年1月5日~2023年6月28日までの日足チャート Tradingviewより引用

セキュアは入退室管理システムや監視カメラシステム、画像解析ソリューションを法人向けに提供している企業です。

同社株は2023年1月6日の安値585円からわずか半年で高値3,990円に達し、6.87倍上昇しました。

2023年2月にスシロー迷惑動画事件が連日ワイドショーで報道され始め、監視カメラの需要が拡大するとの思惑から急動意。23年12月期の業績予想を上方修正し、買いが加速しました。人流の回復で店舗のDX化が進み、同社の収益を押し上げたとみられます。

このことから何度もワイドショーで報道されるようなニュースが大化け株選びのヒントになるかもしれません。

SNSなどで人気に火が付き短期急騰したビューティ花壇(3041

2023年4月11日~2023年7月7日までの日足チャート Tradingviewより引用

ビューティ花壇は生花祭壇の設営・提供や、ブライダルフラワーの提供、生花卸を行っている会社です。
同社は2014年をピークに売上高が伸び悩み、200~300円程度での株価推移が長らく続いていました。

しかし、2023年に入ってからSNSなどで個人投資家の人気を集め、1月6日の安値272円から約5カ月で高値2,409円まで、8.85倍の短期急騰を見せています。

時価総額が小さいため株価が派手に動きやすく、低位株として個人投資家に人気となりやすかったとみられます。
また、長年人気がなかった分、戻り待ちの売りが出にくく、空売りを入れた投資家の買い戻しを巻き込みながら上げ幅を拡大しました。

23年6月期は3期連続で増収見通しと、足元の業績の底堅さも買いを集める一因になったとみられます。

2021年にはアメリカで、SNSで人気に火がついた【GME】ゲームストップが売り方の買い戻しを巻き込みながら大きく株価を伸ばし話題となりましたが、日本でも同じようなことが起きているわけです。

▼【GME】ゲームストップの日足チャート (2020年10月16日~2021年3月19日)

今後も個人投資家の間で人気に火が付き、急騰する銘柄が誕生する可能性は高いです。
ただし、こうした銘柄は人気がなくなると徐々に企業業績に基づいた急伸前の株価水準に戻りやすいため、高値掴みには注意が必要でしょう。

世の中の変化を追い風に成長したヘッドウォータース(4011)

2023年1月4日~2023年7月18日までの日足チャート Tradingviewより引用

ヘッドウォータースはAIを活用したソリューションを提供する企業です。

同社は以前からOpenAIとパートナーシップを結ぶマイクロソフトとの連携を強化しており、ChatGPTのリリースが業績拡大に直結。1月6日の安値1,672円から約7カ月で高値16,630円まで、上昇率は9.94倍に達しました。

23年12月期第3四半期累計(1-9月)の売上高は前期比で67.4%増加と、驚異的なトップラインの伸びを見せています。
数あるAI関連銘柄のなかでも特にパフォーマンスが好調で、生成AI相場の本命株であったと言っても過言ではありません。

このような「世の中の変化を追い風に急速な業績拡大期を迎えた銘柄」は、大化け株の王道パターンです。

IPO直後の業績が絶好調で買いが増したプログリット(9560)

2023年1月5日~2023年6月26日までの日足チャート Tradingviewより引用

プログリットは英会話コーチングサービスを手掛けている企業です。

同社は2022年9月に、東証グロース市場に上場。初値こそ公開価格の243円を上回る393円を付けましたが、日銀によるYCCの柔軟化が発表された場面で売りが強まり221円まで下落するなど、上場時の評価が高かったとは言えません。
事業内容が地味であったため、あまり人気化しなかったとみられます。

しかし、2023年1月に発表した22年8月期第1四半期(9-11月)の決算で、業績面の好調さが確認されると、これを好感した買いが殺到。1月4日の安値233円から6カ月で高値2,499円まで、上昇率は10.72倍になりました。

この決算では、法人研修市場への参入やサブスクリプション型の英語学習サービスの育成を進め、第1四半期(9-11月)の経常利益が通期計画に対してすでに46.0%に達したと明らかにしています。

その後の第2四半期の決算発表では通期の業績予想を上方修正し、株価も一段高となりました。

上場から日が浅く、値動きが軽かったことも値幅が出た一因だとみられます。
上場直後の評価が限定的で割高感がないIPO銘柄は、その後の業績推移が良好であれば、株価の上昇率も大きくなりやすいため、チェックしておくと良いと思います。

上場廃止間際から大復活したアジャイルメディアネットワーク(6573

2023年3月2日~2023年11月15日までの日足チャート Tradingviewより引用

アジャイルメディア・ネットワークは、企業が有するブランドのファンにSNSなどでの情報発信を促して、マーケティングを行う施策の企画、運営支援を行っています。

株価は2023年3月29日の安値61円から10月19日には961円まで急騰し、わずか半年余りで15.75倍に大化けしました。

この企業ですが実は不適切会計、役員による横領が明らかになり、上場廃止の可能性も意識されていました。

ただ内部管理体制の改善を進め、今年1月付で社長が交代。第三者割当増資で調達した資金も活用して、上場廃止を免れるべく、新事業への投資などを進めたため、市場でも見直し買いが進んだのです。

その後はTikTokチャンネル運用を行うコンフィを子会社化、アパレル・コスメティック商品の企画販売などを手掛けるIM&HINI JAPAN(イムアンドヒニジャパン)との間で合弁会社の設立を前提に業務提携を行うと発表。
さらに酸素ボックス商材を企画・製造・販売する子会社「and health」の新設を発表と、立て続けに材料も出しています。

無事に内部管理体制の改善も進み、2023年8月30日には特設注意市場銘柄の指定が解除されて、安心感から買いが加速する場面も見られました。

市場が企業の先行きに関して厳しい見方をしていた分、好材料によるインパクトが大きくなったという点は見逃せません。
材料が良いか悪いかだけではなく、それまでの市場の評価がどうだったのかも考慮した上で、ギャップの大きな銘柄に投資した方が値幅には期待ができます。

過去の事例から学ぶ大化け株のヒント

過去に大化けを達成した銘柄から、それぞれ以下のようなヒントが得られました。

・ワイドショーなどで連日報道されるニュースに関連したテーマの銘柄は大きく上昇する期待ができる。
・一見地味な銘柄がSNSなどで人気に火が付き、急騰するケースがある。ただし、逃げ時、高値掴みには注意が必要。
・世の中の変化を追い風に急速な業績拡大期を迎えた銘柄は、大化けする可能性が高い。
・新規上場から日が浅く、上場直後の評価が限定的で割高感がない銘柄は、その後の業績推移次第で値幅を伴って上昇しやすい。
・市場での評価が低いほど、好材料によるインパクトが大きくなりやすい。

是非このようなヒントを頼りにしながら、相場で大幅高となる銘柄を探してみてください。

大化け候補株を見つける方法

時価総額が小さい中小型株

大化け株は時価総額が小さい中小型株に多い傾向があります。
中小型株は新商品やサービスを提供する高成長企業が多く、事業が拡大すれば株価が一気に上昇する可能性があります。
また時価総額が小さい銘柄は注目度が低く放置されやすい傾向があるため、急に注目されると短期間で大きく値上がりするチャンスが生まれるのです。
ただ流動性が低いため株価の変動が激しく、少しの悪材料でも急落するリスクがある点は押さえておきましょう。

今後需要が拡大しそうな注目分野に関連する銘柄

次に注目すべきポイントは、今後需要が拡大すると予想される注目分野に関連する銘柄です。
例えば、今最も熱いテーマのひとつでもある人工知能(AI)関連株。AIの急拡大に伴い、高性能半導体の需要が増加し、それを支えるAIデータセンターの構築も加速していくでしょう。
このように成長分野に関連する企業は業績を短期間で急速に伸ばす可能性があり、投資家からの関心が高まることで株価も大きく上昇します。

独自の強みを持つ企業

他社にはない技術力や独自性のある事業を展開する企業は、大化け株候補として注目されやすいです。
独自性が高い事業は競合が少ない市場を独占できる可能性があり、利益を大きく伸ばしやすいのが特徴。
また競合が多いビジネスであっても、他社との差別化が明確であれば、安定した売上を確保しながら成長を加速させることができます。
こうした独自の強みを持つ企業は、投資家からの評価も高まりやすいです。

大化け株投資のリスクと注意点

株価急落の可能性がある

大化け株になりやすい中小型株は買い注文や売り注文の影響を受けやすく、大きな株価変動が起きやすいという特徴があります。
そのため、業績や経済情勢の変化など些細な要因でも急落するリスクが高いため注意が必要。
こうしたリスクを避けるために、企業の成長性や収益性、財務状況をしっかり分析することが大切です。

上場廃止や倒産リスクがある

中小型株は企業規模が小さいがゆえに大きな成長余地にあります。
しかし経営基盤がまだ脆弱で資金力が限られている企業が多いため、業績不振による財務基盤の悪化によって上場廃止となる可能性も。
さらに経営が行き詰まれば最悪の場合、倒産に至るケースもあるため、このようなリスクも理解した上で投資する必要があります。

配当がない、少ない場合がある

大化け株候補とされる銘柄は成長途上にあるケースが多く、事業で利益が出ても事業拡大などにお金を回すことを優先する傾向があります。
そのため成長中の企業は配当が少ない、もしくは全く支払われない場合も少なくありません。
大化け狙いの投資は配当狙いの投資とは目的が異なるため、配当を期待する投資家には向きません。

2025年に大化けの可能性を秘めた注目テーマ株

2025年は「生成AI、データセンター、再生可能エネルギー」の分野が大化け株候補として注目を集めています。

生成AIの利用が急拡大するにつれて、AI半導体やAIを用いたソフトウェアを手がける企業は急成長の可能性を秘めています。
また高度なAI技術を支えるインフラ整備が進むことでデータセンター関連企業の需要は拡大し、業績向上につながる見通しです。
さらにデータセンターの稼働増に伴い電力需要も高まるため、エネルギー関連の企業が成長テーマとして注目されています。

【2025年】大化け期待の注目銘柄3選

【6037】楽待

2025年1月~2025年8月までの月足チャート Tradingviewより引用

楽待は投資用不動産に特化したプラットフォームとして業界No.1の地位を確立し、利用者数・物件数・サイトの使いやすさでトップクラスを誇る企業です。

掲載物件数は10万件超に達し都市部だけでなく地方物件の情報網も充実。地方の不動産会社とも連携し、他社では得られない物件情報を提供しています。

2025年1月時点の会員数は43万人、YouTubeチャンネルの登録者数は110万人を突破するなど事業基盤も順調に拡大。7月期第3四半期決算では、売上・利益ともに前年同期比で大幅な増加を記録し、業績の好調さを証明しました。

株価も安値656円から高値1,158円まで上昇しており、市場の期待値の高さを映し出しています。
収益性と成長性の両面を兼ね備えた、大化け候補として注目度の高い銘柄です。

【215A】タイミー

2025年1月~2025年8月までの月足チャート Tradingviewより引用

株式会社タイミーは、スキマバイトアプリ「タイミー」を展開する企業です。

企業からはスピーディーかつ柔軟に人材を確保できる点が支持され、2018年のサービス開始以来、利用者数は右肩上がりに増加しています。直近決算では売上高164億6,000万円(前年同期比+32.2%)、営業利益32億6,000万円(+89.9%)と大幅に拡大。

さらに物流や農業、介護分野での雇用促進や、地方自治体・業界団体との提携など事業の幅も広がっています。
株価も安値1,200円から高値2,502円まで上昇し、成長ポテンシャルの高い大化け候補として注目されます。

【212A】フィットイージー

2025年1月~2025年8月までの月足チャート Tradingviewより引用

フィットイージーは、24時間利用可能なフィットネスジムなどを手掛ける企業です。

自宅や職場でもない「第3の場所」として、トレーニング・リラックス・仕事・娯楽のすべてを1つの空間で提供。
「アミューズメント型フィットネスクラブ」という独自の価値を提案することで、競争の激しい市場の中でも存在感を強めています。

またフランチャイズ(FC)展開による急速な店舗拡大を進め、着実に会員数を増やしています。

2025年6月の決算発表後には業績の上方修正や配当増額、株主優待新設などの好材料が相次ぎ、株価が急騰。今後も成長が期待される注目の銘柄です。

まとめ

今回は大化け株の意味や見つけ方、2025年に注目したい銘柄まで解説してきました。

株式投資で大化け株を狙うことは大きな利益を得られる魅力がありますが、何の根拠もなく狙っても成功にはつながらず、場合によっては大きな損失が出る可能性もあります。

そのため企業の成長性や市場動向、独自の強みなど様々な角度から分析し、しっかり見極めることが重要です。
本記事をヒントに、ぜひ大化けの可能性を秘めた銘柄を探してみてください。

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執筆者情報

nari

石塚由奈

日本投資機構株式会社 投資戦略部 主任代理/日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)/日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA®)

国内株式、海外株式、外国為替の領域で経験豊富なアナリスト・ファンドマネージャーのもと、金融市場の基礎・特徴、マクロ経済の捉え方、個別株式の分析、チャート分析、流動性分析などを学びながら、日本投資機構株式会社では唯一の女性アナリストとして登録。自身が専任するLINE公式など各コンテンツに累計7000名以上が参加。Twitterのフォロワー数も3万人を超える人気アナリスト。

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