光電融合の関連銘柄|IOWN本命の光半導体を業績と株価で解説【2026年】

日本投資機構 編集部

日本投資機構株式会社

光電融合の関連銘柄|IOWN本命の光半導体を業績と株価で解説【2026年】

生成AIの普及で、データセンターがいよいよ「電力の壁」にぶつかっています。計算そのものより、チップとチップの間で電気信号を動かすときの発熱と消費電力がボトルネックになってきました。

この壁を破る切り札として一気に注目を集めているのが、電気の配線を光に置き換える光電融合という技術です。NTTのIOWN構想がその旗振り役で、2026年度中には光電融合スイッチの商用提供も始まります。

この記事では、光電融合が急浮上した理由をかみ砕いたうえで、関連する14銘柄を投資助言会社として数々の銘柄を見てきた経験を基に「中核となる実需の本命」「装置・検査を握る黒子」「テーマ先行のテンバガー候補」の3つに整理します。

株価データと直近の決算を突き合わせ、どこまで織り込みが進んでいて、どこにまだ余地が残るのか。株価データと決算という客観的な材料をもとに、タイプ別に整理していきます。

目次

光電融合とは|電気の配線を光に置き換える次世代技術

光電融合とは|電気の配線を光に置き換える次世代技術

光電融合(Photonics-Electronics Convergence、PEC)は、これまで電気信号でやり取りしていたデータ伝送を、光信号に置き換えていく技術です。半導体の性能はトランジスタの微細化で上がり続けてきましたが、チップの外に信号を出す「配線」の部分は電気のまま残っていました。ここが今、足を引っ張っています。

仕組み|電気信号を光信号に変えてボトルネックを解消する

電気で信号を送ると、距離が伸びるほど、そして通信量が増えるほど、抵抗による発熱とロスが膨らみます。短い距離でも大容量になれば無視できません。光ならこの問題がぐっと軽くなります。

光ファイバーは長距離を低損失で運べるうえ、発熱もはるかに小さく抑えられます。だから「どこまで内側まで光を持ち込めるか」が、そのまま省エネと高速化の勝負どころになります。NTTはこの考え方を、通信の外側から計算基盤の中枢へ光を段階的に入れていく構想として描いています。

CPO(Co-Packaged Optics)とシリコンフォトニクス

光電融合を語るうえで外せないキーワードが、CPO(コパッケージドオプティクス)とシリコンフォトニクスです。CPOは、通信を担う光デバイスを、スイッチや演算チップのすぐ隣に一体で載せてしまう実装技術です。従来は基板の端にあった光通信部品をチップの至近距離まで引き寄せることで、帯域を広げながら消費電力を抑えます。

その心臓部を支えるのがシリコンフォトニクスです。光の回路を、半導体でおなじみのシリコン基板の上に集積してしまう技術で、量産と小型化に向いています。

CPOという実装の器に、シリコンフォトニクスという中身が収まります。この二つがそろって、はじめて光電融合が製品として成立します。NVIDIAやBroadcomといった海外勢がこの領域で動き出したことも、テーマに火をつけました。

光電融合・光半導体・光デバイスの違いを整理する

関連ニュースでは似た言葉が飛び交うので、ここで整理しておきます。光電融合は「電気と光を適材適所で組み合わせて信号処理を刷新する」という広い考え方を指します。

光半導体は、その中で光を発したり受けたり変換したりする素子そのもの(レーザー、受光素子など)のことです。光デバイスはさらに広く、光を通す・分ける・つなぐ部品全般(光コネクタ、光ファイバー、光フィルターなど)を含みます。

つまり光電融合という大きな流れの下に、光半導体や光デバイスがぶら下がっている関係です。銘柄を見るときも、「素子で稼ぐのか」「部品で稼ぐのか」「装置や検査で稼ぐのか」を分けて考えると、値動きの性格まで見えてきます。

光電融合が急浮上した理由|AIデータセンターの「電力の壁」

光電融合が急浮上した理由|AIデータセンターの「電力の壁」

光電融合が急に注目され始めたのには、はっきりした理由があります。生成AIの普及でデータセンターの消費電力が跳ね上がり、電気配線のままでは性能を伸ばしきれない「電力の壁」に突き当たったからです。この壁の中身を、データ通信量と消費電力の二つの側面から見ていきます。

生成AIでデータ通信量が爆発|計算より「動かすこと」がボトルネック

生成AIの学習と推論は、大量のGPUを束ねて動かします。ここで効いてくるのが、GPU同士・メモリとGPUの間でやり取りされる膨大なデータ量です。演算チップ単体の性能が上がっても、チップの外へデータを出し入れする速度が追いつかなければ、システム全体は速くなりません。

しかも電気配線で高速大容量の通信をこなそうとすると、発熱と消費電力が跳ね上がります。冷却コストまで含めると、電力がそのまま運用コストと設置台数の上限を決めてしまいます。ここが今のAIインフラの一番の頭痛の種です。

電気配線を光に変えると消費電力を大幅に削減できる

この壁に対する答えが光電融合です。ボード間やチップ間の通信を光に置き換えれば、同じデータ量をはるかに少ない電力で運べます。NTTがIOWN 2.0向けに試作した光コンピューティングのプロトタイプは、従来品に比べて消費電力を8分の1に抑えたと公表しています。

桁が変わる話です。データセンターの電力が世界的な制約になりつつある今、「消費電力を大幅に下げながら帯域を広げられる」という一点だけで、光電融合は投資テーマとして一段格上げされました。

IOWN構想とは|NTTが主導する国産オール光ネットワーク

IOWN構想とは|NTTが主導する国産オール光ネットワーク

光電融合の話題を牽引しているのが、NTTのIOWN構想です。ネットワークからコンピュータの内部まで光に置き換え、大容量・低遅延・低消費電力を同時に狙う国産の次世代通信基盤です。ここでは、その実用化ロードマップと、日本が置かれている立ち位置を整理します。

IOWN APNと段階的な実用化ロードマップ

IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)は、NTTが2019年に打ち出した次世代の通信・計算基盤構想です。ネットワークの端から端まで、さらにコンピュータの内部まで光を届けることで、大容量・低遅延・低消費電力を同時に狙います。目標値はかなり野心的で、消費電力は従来の100分の1、伝送容量は125倍、遅延は200分の1を掲げています。

ロードマップは光電融合デバイス(PEC)の進歩に沿って段階分けされています。まずIOWN 1.0が、中継装置やデータセンター間をつなぐPEC-1を使ったオールフォトニクス・ネットワーク(APN)で、2023年からすでに商用サービスが始まっています。次のIOWN 2.0はボード間を光でつなぐPEC-2の段階です。そしてPEC-3では、GPUパッケージ同士を光チップレットで結ぶ、より内側の世界に踏み込みます。PEC-3の実用化は2028年以降が想定されています。

注目すべきは、2026年2月にNTTが光電融合スイッチの商用提供を「2026年度中」と正式に打ち出したことです。BroadcomやAccton Technologyといったサプライチェーン企業との協業で量産体制を組む、という具体的な話まで出てきました。総通信容量は市場トップ級の102.4テラビット毎秒に達します。IOWNは「いつか実現する理想像」から「商用スケジュールのある製品」へと、ステージが切り替わっています。

日本は要素技術で先行、国策としての後押し

光電融合は、日本が要素技術で世界に先行している数少ない先端分野です。光半導体、光ファイバー、光コネクタ、そして検査・測定まで、素材から装置までの層が国内に厚く残っています。

IOWNを国際標準に押し込もうというNTTの動きに加え、AI向けのファンド設立など、国策としての後押しも見え始めました。テーマ株として資金が集まりやすい下地がそろっているわけです。ただし「国策・テーマ」は期待が先行しやすく、実需とのギャップには注意が要ります。この点は最後の章で改めて触れます。

光電融合の本命株|中核となる大型・実需銘柄

光電融合の本命株|中核となる大型・実需銘柄

まずは、光電融合の中核で実際に需要を取り込んでいる大型・実需銘柄から見ていきます。ここで言う「本命」は、値上がり期待の大小ではなく、事業として光電融合の受注を積んでいるかどうかという基準で選んでいます。

NTT〈9432〉IOWNの本丸/フジクラ〈5803〉光配線の主役

NTT〈9432〉は言うまでもなくIOWN構想の本丸です。光電融合デバイスの開発から商用化までを主導し、テーマ全体の司令塔を担います。ただ時価総額が巨大なぶん、光電融合が業績を押し上げる効果は薄まりやすく、株価の値動きも重めです。

直近半年ではむしろ小幅マイナスで、テーマの盛り上がりと株価が必ずしも連動していません。「IOWNの中心にいる会社」であることと「株価が跳ねる会社」であることは、分けて考える必要があります。

NTT 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

一方、フジクラ〈5803〉は光配線・光ファイバーの主役として、AIデータセンター需要をまともに受ける立ち位置です。ここ数年の業績・株価の変貌ぶりは目を見張るものがあり、直近半年でも堅調に水準を切り上げてきました。実需の中心にいるだけに買われやすい反面、すでに大きく走った銘柄でもあります。織り込みが進んでいることは頭に入れておきたいところです。

フジクラ 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

住友電工〈5802〉・古河電工〈5801〉光ファイバー2強/浜松ホトニクス〈6965〉光半導体の雄

住友電気工業〈5802〉と古河電気工業〈5801〉は、光ファイバーの二強です。データセンターの内外をつなぐ光インフラの需要を素直に取り込みます。

住友電気工業 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

特に古河電工は直近半年で大きく上昇し、光ファイバー相場の象徴的な動きを見せました。住友電工も堅調ですが、こちらは上昇が一巡した感もあります。二社とも実需のど真ん中にいる本命で、テーマ継続なら底堅い一方、短期の過熱には気をつけたい局面です。

古河電工 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

浜松ホトニクス〈6965〉は光半導体(受光・発光素子)で世界に名の通った雄です。光を扱う素子の技術蓄積は分厚く、光電融合の裾野が広がるほど恩恵を受ける立場です。値動きは大型らしく相対的に穏やかで、派手さはないものの「光の会社」として押さえておきたい一社です。

浜松ホトニクス 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

精工技研〈6834〉DC光コネクタの実需本命

本命の中で、数字の伸びが際立つのが精工技研〈6834〉です。データセンター向けの光コネクタを手がけ、光電融合の広がりを部品需要として直接取り込んでいます。

2026年3月期は売上高300.87億円で前期比50.6%増、営業利益は77.33億円で174.5%増という高い伸びでした。中でも光製品は86.6%増と、需要の勢いがそのまま数字に出ています。自己資本比率は81.2%と財務も極めて健全で、増配にも踏み切りました。

2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

株価も直近半年で大きく上昇し、すでに高値圏にあります。「テーマ先行で中身が伴っていない」タイプではなく、実需と業績がしっかり付いてきている実力株です。だからこそ、ここからは業績の伸びが続くかどうかがそのまま株価の分かれ目になります。

装置・検査・パッケージの黒子(“つるはし屋”)

装置・検査・パッケージの黒子(“つるはし屋”)

ゴールドラッシュで最も堅く稼いだのは、金を掘る人ではなく、つるはしとジーンズを売った人だったといわれます。光電融合でも同じ構図があります。どのメーカーが最終的に勝っても、製品を作るための装置・検査・パッケージは必ず必要になります。それが、この「黒子」の銘柄群です。

santec〈6777〉シリコンフォトニクス検査でデファクト

黒子の筆頭がsantec Holdings〈6777〉です。波長可変光源や光パワーモニタ、光ファイバーケーブルの検査装置といった光測定器が主力で、シリコンフォトニクスや光通信部品の検査工程で強い存在感を持っています。

2026年3月期は売上高315.07億円、営業利益103.25億円と過去最高を更新しました。北米のデータセンター向け光通信関連が牽引し、営業利益率は3割を超える高収益体質です。

2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

もともと出遅れ扱いされることもありましたが、実態は「光検査の勝ち組」です。株価も数年スパンで大きく水準を切り上げてきました。光電融合が量産フェーズに入るほど、作ったデバイスを測って選別する検査需要は増えます。派手なテーマ性より、需要の裏で確実に稼ぐタイプの一社です。

アドバンテスト〈6857〉・レーザーテック〈6920〉検査の巨人/イビデン〈4062〉先端パッケージ

アドバンテスト〈6857〉は半導体テスターの世界最大手です。AI向け半導体の量産にはテスト工程が欠かせず、AI本体の相場と連動して動きます。光電融合が本格化すれば、光を含むデバイスの検査需要も乗ってくる立場です。

アドバンテスト 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

レーザーテック〈6920〉はマスク検査などで独自の地位を築く検査の巨人です。どちらも「誰が勝っても検査は要る」という黒子の代表格で、直近半年も底堅く推移しています。

レーザーテック 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

イビデン〈4062〉は先端半導体パッケージの中核です。CPOのように光と演算を一つのパッケージに収める流れが進むほど、高度な実装基板を作れるイビデンの重要性は増します。直近半年で大きく上昇しており、先端パッケージ相場の一角として資金を集めました。

イビデン 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

テンバガー候補|テーマ先行の小型・夢のある銘柄

テンバガー候補|テーマ先行の小型・夢のある銘柄

ここからは値動きの性格がガラリと変わります。業績はまだ小さいか、あるいは赤字です。それでもテーマの中心技術に関わっているために、期待だけで大きく動く小型株です。うまくいけば数倍、外せば深く沈みます。リスクを理解したうえで見るゾーンだと、先に断っておきます。

QDレーザ〈6613〉熱に強い量子ドットレーザがCPOの鍵

QDレーザ〈6613〉は、量子ドットレーザという独自の光源を持つ小型株です。この技術は熱に強く、高温になりがちなチップの近くでも安定して光を出せます。CPOのように光源をチップの至近に置く構成では、この耐熱性が効いてきます。まさに光電融合の核になり得る技術です。

ただし数字はまだこれからです。2026年3月期は売上高13.72億円、営業損益は3.26億円の赤字です。会社は黒字化までのロードマップを示し、量子ドットレーザ関連の売上は76.3%増、受注残高も過去最高と、種は着実にまいています。

それでも株価は直近半年で+670%と、業績を大きく先回りして走りました。思惑が値動きを作っている典型で、黒字化の実現度合いとその後の需要が、この先の株価を決めます。夢はありますが、足元は赤字です。ここを混同しないことが大切です。

2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

ザイン〈6769〉DSPレス光半導体で電力7割減

ザインエレクトロニクス〈6769〉は、DSPレスの光半導体「ZERO EYE SKEW」で消費電力を約7割減らせるとうたう小型のIC企業です。省電力が最大の争点になっている光電融合と、狙いはぴたりと重なります。NVIDIAやサムスンとの取引実績もあり、地力のある会社です。

もっとも、2026年12月期1Qは売上高9.49億円で35%増と伸びる一方、営業損益は4.10億円の赤字と投資が先行しています。そして肝心の光電融合分野での採用は、現時点で公表されていません。つまり「採用されれば大きい」という期待が株価を動かしている段階です。実績が出れば化ける可能性を秘めますが、採用の確報が出るまでは期待先行のリスクを負う銘柄です。

2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

OKI〈6703〉・デクセリアルズ〈4980〉関連の周辺銘柄

OKI〈6703〉は通信機器の一角で、光電融合テーマでは出遅れ扱いされることが多い銘柄です。ただ直近半年では見直し買いも入り、水準を切り上げてきました。

OKI 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

デクセリアルズ〈4980〉は光学材料に強みを持ち、光デバイスの裾野が広がるほど材料需要で恩恵を受ける立場です。いずれも中心銘柄ではありませんが、テーマの広がりに沿って物色されやすい周辺株として押さえておくと、相場の全体像がつかみやすくなります。

デクセリアルズ 2026年4月1日から2026年7月7日までの日足チャート TradingViewより引用

光電融合 関連銘柄の見方|タイプ別の特徴と留意点

光電融合 関連銘柄の見方|タイプ別の特徴と留意点

ここまで取り上げた14銘柄は、値動きの性格によってタイプが分かれます。最後に、本命・黒子・小型それぞれの特徴と、テーマ株に共通する留意点を客観的に整理しておきます。

本命・黒子・小型でリスクの大きさが異なる

光電融合の関連銘柄は、値動きの性格が異なる3つのタイプに分かれます。フジクラや精工技研、santecのような本命・黒子は、業績が伴っているぶん値動きに裏付けがあるタイプです。

一方でQDレーザやザインのような小型は、業績がまだ小さく、期待によって値動きの振れ幅が大きくなりやすいタイプにあたります。同じ「光電融合 関連銘柄」でも、リスクの大きさはこのように違います。

ひとつのテーマの中に、値動きに業績の裏付けがある銘柄と、期待が先行して値動きの荒い銘柄が混在しているわけです。同じ「光電融合 関連銘柄」と一括りにすると、リスクの大きさを見誤りやすいという点は押さえておきたいところです。それぞれのタイプがどんな性格を持つのかは、前の章までの各銘柄の説明を照らし合わせて確認してみてください。

織り込み・材料出尽くしリスクに注意する

もう一つ、必ず頭に入れておきたいのが織り込みの進み具合です。株価データを見ると、古河電工は直近半年で+287%、イビデンは+197%、精工技研は+111%と、本命・黒子の多くはすでに大きく走っています。QDレーザに至っては+670%です。良い材料が出そろった後の「材料出尽くし」で、いったん大きく調整する場面は十分あり得ます。

逆に、NTTのように値動きが重い本丸や、採用確報を待つ段階のザインのように、まだ本格的に評価されていない銘柄もあります。「有名だから買う」「上がっているから買う」ではなく、その株価に何がどこまで織り込まれているかを、一度分解してみることです。テーマ株ほど、この一手間が効いてきます。

光電融合 関連銘柄 一覧【区分別】

本文で取り上げた14銘柄を、区分と直近の値動きで整理します。騰落率はおおむね直近半年・執筆時点のもので、実際の売買前には必ず最新の株価をご確認ください。

銘柄(コード)区分直近6ヶ月の株価位置づけ
NTT(9432)本命・IOWN本丸約-6%構想の中心だが値動きは重い
フジクラ(5803)本命・光配線約+77%光配線の主役、実需の中心
住友電工(5802)本命・光ファイバー約+58%2強の一角、上昇一巡感
古河電工(5801)本命・光ファイバー約+287%光ファイバーで大相場
浜松ホトニクス(6965)本命・光半導体約+54%光半導体の雄、値動きは穏やか
精工技研(6834)本命・実需約+111%DC光コネクタ、高収益の実力株
santec(6777)黒子・検査大幅上昇 ※要更新光測定器の勝ち組、営利率3割超
アドバンテスト(6857)黒子・検査約+44%テスター最大手、AI本体と連動
レーザーテック(6920)黒子・検査約+47%検査の巨人
イビデン(4062)黒子・パッケージ約+197%先端パッケージの中核
QDレーザ(6613)テンバガー候補約+670%量子ドットレーザ、赤字だが黒字化ロードマップ
ザイン(6769)テンバガー候補約+40%DSPレス光半導体、採用は期待先行
OKI(6703)周辺約+76%通信機器、見直し買い
デクセリアルズ(4980)周辺約+60%光学材料

まとめ

まとめ

光電融合は、生成AIが突き当たった「電力の壁」を破るための本命技術です。NTTのIOWNは2026年度中に光電融合スイッチの商用提供を予定し、構想から製品へとステージが変わりました。日本は素子から検査までの技術層が国内に厚く残っているのが特徴です。

銘柄は、実需で稼ぐ本命(フジクラ・精工技研ほか)、装置と検査を握る黒子(santec・アドバンテストほか)、テーマ先行で夢のある小型(QDレーザ・ザイン)の三層に整理できます。

本命・黒子の多くはすでに大きく上昇し、織り込みが進んでいる点には注意が必要です。同じ「光電融合 関連銘柄」でも、本命・黒子・小型ではリスクの大きさが異なります。株価に何がどこまで織り込まれているかという観点を持って、それぞれのタイプの違いを踏まえて情報を確認していくことが欠かせません。

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執筆者情報

nari

日本投資機構 編集部

日本投資機構株式会社

INVEST LEADERSを運営する顧問投資会社「日本投資機構株式会社」の代表取締役を含めたスタッフ及びサポートアナリストの記事を掲載しています。株式投資や金融に纏わる話題は勿論のこと、読者の暮らしや生活を豊かにするトピックスや情報を共有していきます。

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